ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!

シュリンクラベラーについて

ペットボトル飲料などのラベルに使用されるシュリンクラベラー。容器にフィットするため、商品の情報をたくさん伝えられる便利なラベル装着です。シュリンクラベラーの特徴やメリット、デメリットについてまとめました。

シュリンクラベラーとは

シュリンクラベルは、熱をかけて収縮するラベルです。ポリスチレンとポリエステルのどちらかの素材が使われています。凹凸やカーブがある容器でも、その形状に合わせてフィットするのが特徴です。

ペットボトル飲料や缶、化粧品のラベル、サンプル品の密閉に使われているのがシュリンクラベル。そのラベリングをする機械がシュリンクラベラーです。

カーブがあるペットボトルのような素材には、容器に直接写真や文字、イラストを印刷することができません。しかし、ブランドや中身のイメージを伝えたり、商品の差別化を図ったりするために、容器の装飾は必須。そこで採用されるのがシュリンクラベルです。シュリンクラベルなら、ラベルに印刷したものをキレイに容器に貼り付けられます。

R製袋シュリンクラベル

R製袋シュリンクラベルは、複雑な形状の容器に使えます。ポンプがついたボトルやトンガリキャップのついたボトル全体、頭部が細いボトル、四角い商品など。ラベリングはもちろん、キャップから本体全体をスリープ包装可能。キャップシール機能も備えた包装が可能です。

シュリンクラベラー製品例

OPSでは、FC-180G というシュリンクラベル装着機を取り扱っています。商品の美しさがダイレクトに伝えられるフィットするラベリングが魅力。OPS/PETのフィルム素材を使用してダイオキシンなどの公害物質を排出せず、環境にも配慮。ボディーラベルやスリーブラベルキャップシールRシール、鍋用ふたシュリンクなどに使えます。

シュリンクラベラーのメリット

シュリンクラベルは、商品を保護する役目もあります。それと同時にラベル表示面積を拡大でき、商品の訴求力を高められるのが大きなメリットです。商品をアピールできるのに、形状にフィットするため、商品の美しさを損ねることもありません。フィルムの厚みにムラが発生せず、印刷がきれいに仕上がるのもメリットです。消費者の購買意欲を刺激できるでしょう。

手作業では難しいシュリンクラベルの装着ですが、シュリンクラベラーを使用すれば、効率的にラベリングが可能です。貼り合わせチュービング加工のため、ミリ単位でサイズ設定もできます。容器に合わせて細かく加工できるので、思い通りのデザインが実現。フィットするのに分別が簡単で環境にも配慮しています。

シュリンクラベラーのデメリット

シュリンクラベルは、無地でもラベリングできますが、フィルムの貼り合わせ箇所が目立ってしまいます。貼り合わせ部分をデザインで目立たなくできるので、全体の美しさは無地よりデザインがあった方がいいでしょう。

PETやPS材のフィルムは収縮温度が高いため、熱に影響を受ける商品には向いていません。また、背貼り合わせ加工が入るため、インフレチューブと比較すると価格が高くなります。加工数量のコントロールが難しく、小ロットには不向きです。

シュリンクラベラーを取り扱っているメーカー

フジヤマパックシステム

フジヤマパックシステムは、1970年設立されたフジヤマ技研が前身の会社です。2017年にフジヤマ技研から分社化されました。事業内容は、製品の企画・開発・製造・販売、パッケージングの受託などです。「技術開発型起業」として、あらゆるお客のニーズを実現するために、常に技術や産業機械の開発に取り組んでいます。さまざまなニーズに的確かつ迅速に対応し、パッケージング技術を取り入れた合理的で高品質な製品を提供しています。

FG RAPID

「FG RAPID」は、型替え・調整が簡単に行えるシュリンクラベラーです。高性能かつ価格を抑えた機器となっています。簡単に設置できるコンパクトサイズです。キャップシールは兼用することができます。型替部品点数が少ないため、低コストで品種を追加可能です。容器方向規制装置など、各種のオプションにも対応しています。

SSL-100-LBP

「SSL-100-LBP」は、高精度でフィルム装着を行えるチャック搬送式シュリンクラベラーです。3点ローラー式方向規制装置と容器リフター機構を組み合わせています。チャック搬送機構によって、角容器や扁平容器のフィルムの左右ズレを軽減することが可能です。また、容器リフター機構の採用により、タイトな折径でフィルムを装着できます。

SSL-100-LBPR

「SSL-100-LBPR」は、「SSL-100-LBP」と同様、高精度でフィルム装着を行えるチャック搬送式シュリンクラベラーです。レジスター式方向規制装置と容器リフター機構を組み合わせています。「SSL-100-LBP」より高速にフィルム装着を行うことが可能です。製品仕様にもよりますが、「SSL-100-LBP」は1分間に最大110本の能力であるところ、「SSL-100-LBPR」は1分間に最大80本の能力となっています。

SSL-100-S

「SSL-100-S」は、点眼薬・点鼻薬などの小型容器専用のシュリンクラベラーです。チャック搬送タイプとスクリュー搬送タイプの2タイプの搬送方式を用意しています。チャック搬送機構の採用によって、容器方向規制にも対応することが可能です。容器径Φ19〜の丸・角・扁平の容器にラベリングすることができます。

SSL-150-L

「SSL-150-L」は、スクリュー搬送式のシュリンクラベラーです。タイトなフィルムでも安定してフィルムを装着することができます。一次停止スクリューの採用によりり、安定した挿入を実現しました。コンパクトな設計で、簡単にメンテナンス可能。サイズチェンジを簡単に行えるよう設計されているため、方替え時の交換作業を軽減できます。

SSL-150-NC

「SSL-150-NC」は、キャップシールとボディシュリンクに対応したスクリュー搬送式シュリンクラベラーです。安定した挿入を実現する一次停止スクリューを採用。スターホイール機構と組み合わせたことにより、高精度で安定したキャップシールの装着を実現できました。製品仕様により異なりますが、1分間に最大400本の能力となっています。

SSL-150-W

「SSL-150-W」は、ダブルヘッド型のシュリンクラベラーです。ボディシュリンクとキャップシールのフィルム装着機能を1台にまとめました。1台に2つの機能を装着することで、効率化と省スペース化を実現できます。もちろん、ボディシュリンク・キャップシールそれぞれの単独運転も可能です。スクリュー搬送とチャック搬送の2種類の搬送システムを選択することができます。

SSL-200/400-NC

「SSL-200/400-NC」は、「SSL-150-NC」と同様、キャップシールとボディシュリンクに対応したスクリュー搬送式シュリンクラベラーです。一時停止スクリューとスターホイール機構を組み合わせています。製品仕様により異なりますが、「SSL-150-NC」は1分間に最大400本の能力である一方、「SSL-200-NC」は1分間に最大200本、「SSL-400-NC」は1分間に最大400本の能力です。

SSL-200-LBPR

「SSL-200-LBPR」は、ダブルチャック搬送式のシュリンクラベラーです。高速かつ高性能でフィルム装着を行うハイスペックモデル。高速レジスター式方向規制装置と容器リフターを組み合わせています。ダブルチャック搬送機構によって、角容器・扁平容器のフィルムの左右ズレを軽減させました。丸・角・扁平容器に対応しています。

フジヤマパックシステムの会社情報

所在地 京都府宇治市大久保町成手1-24(株式会社フジヤマ技研内)
電話番号 0774-41-2010
定休日 公式ホームページに記載はありませんでした

日本自働精機

日本自働精機は、食品・電気・諸工業関連製品の包装、箱詰め、キャップシールやラベル挿入の機器製造専門メーカーです。1958年に包装機械設計を主体として発足して以来、創造性豊かで優秀な各種自動機械を提供してきました。包装機械のパイオニアとして、国内だけでなく海外においても日本自働精機の技術は大きな評価と信頼を獲得。たゆまぬ研究心とグローバルな視点を持って、研究や開発などを強化し、充実した態勢づくりに励んでいます。

SL-900S

「SL-900S」は、ロータリータイプのシュリクラベラーです。確実なラベル装着を実現しました。ターレットガイドを廃止して、大元バルブのみ交換にしてエアーピースを兼用し、排出スターホイルをネック搬送にすることにより、型替え部品を削減しました。エアーピースで保持したラベルにボトルが下方向から上昇することによって、ラベルのズレを抑えることができます。

SL-720

「SL-720」は、高速ロータリータイプのシュリンクラベラーです。ペットボトルやガラス瓶など、さまざま製品に対応することができます。パイロットによりラベル装着を確実にし、タイトなラベル折径にも対応可能です。各種オプション機構を追加することもできます。

SW-10

「SW-10」は、縦型連続ロータリータイプのシュリンクラベラーです。ガラス瓶やペットボトルなどへのシュリンクラベル・キャップシール装着のために開発されました。容器の形状やサイズにかかわらず、薬品、食品、飲料などのさまざまな容器に対応できます。タイトなラベル折径を使用できるため、容器に確実に装着してキレイに仕上げることが可能です。

SW-8

「SW-8」は、小サイズの製品に対応するために開発されたロータリータイプの機械です。ガラス瓶やペットボトルなど、さまざまな容器に対応しています。パイロットによりラベル装着を確実にし、タイトなラベル折径にも対応可能です。

AW-300

「AW-300」は、空容器やアイスクリームカップのシュリクラベラー機として開発された機械です。フィルムを前後のサクションカップで吸着させることにより、正確な装着が実現しました。兼用性に優れ、型替え時間の短縮化も図られています。

日本自働精機の会社情報

所在地 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町915番地
電話番号 045-814-7852
定休日 土・日・祝日

光洋自動機

光洋自動機の強みは高い技術力で、高い性能を有するラベラーや包装ライン周辺機器を開発・製造しています。医薬品、食品、飲料、トイレタリーなどの製造・包装ラインに設置される自動型ラベラーや周辺機器を取り扱っています。開発から設計、組立・調整、納入、保守までを一貫して実施。医薬品包装ラインは、貼付精度が高く、不良品をライン下流へ流さない設計です。大手・中堅の医薬品メーカーに多数の納入実績があります。

シュリンクラベラー

光洋自動機のシュリンクラベラーは、過去30年の納入実績により、キズがつきにくい入口スクリューの材質・切り出し方式などのキズ対策がなされています。プリフォーム成形後の容器搬送も実績あります。すべての交換部部品がワンタッチ位置決め方式を採用しているため、簡単に品種切り替えが可能です。フルシュリンクを実施するときや中間止め・ キャップシュリンクを装着するときにも、アタッチメントを付け替えれば簡単に切り替えができます。

光洋自動機の会社情報

所在地 神奈川県横浜市港北区綱島東6-12-1
電話番号 045-542-3737
定休日 公式ホームページに記載はありませんでした

フジシール

フジシールは、1961年にシュリンクラベルを開発した会社です。当初は、容器の飲みに口に被せるキャップシールとして採用が進みました。1982年にアメリカでカプセルに異物が混入された「タイレノール事件」をきっかけに、フジシールのキャップシールが採用されるように。以後、消費者に安心と安全を届けるパッケージ会社として認知されるようになりました。シュリンクラベル事業をエッセンシャルビジネスとして、安定生産に努めています。

TLS-1000シリーズ

「TLS-1000シリーズ」は、超薄肉ラベル対応高速ロータリー機です。フジシールグループの強みである「包装材料と機械のシステム販売」を通じて開発しました。ランニングコストの削減、ラベル装着精度の向上、マルチライン対応、メンテナンス性向上により、高速安定生産を実現します。

Fuji Seal 9000シリーズ

「Fuji Seal 9000シリーズ」は、高速ロータリー式シュリンクラベル装着機です。開閉式のマンドレル、バキュームベルト式ラベル搬送機構、ラベル蛇行防止装置、ラベル捻り機構などの技術を採用している点が特徴的です。

FujiSeal 200/400シリーズ

「FujiSeal 200/400シリーズ」は、中低速ライン用の直線式シュリンクラベル装着機です。さまざまな包材や容器形状に対応しています。型替作業の簡素化も実現した機械です。ラベルを装着するときには容器はフリーな状態なので、搬送スクリューとシュリンクラベルに干渉されることなく、精度の高い装着性を安定的に実現します。

フジシールの会社情報

所在地 大阪市淀川区宮原4丁目1番9号
電話番号 06-6350-1080
定休日 公式ホームページに記載はありませんでした

山陽自動機

山陽自動機の企業理念は、「メカトロニクスを通じて工場の無人化と理想の工場づくりを追求し、産業社会に貢献する」です。技術と信頼を強みとし、お客が持つ問題を解決するために全力で取り組む企業を目指しています。

SL-200

「SL-200」は、ボディーシール向けのシュリンクラベル装着機です。多品種に対応しています。ボトル・ラベルのサイズチェンジも簡単に行うことが可能です。本体は全面安全カバーがかけられています。ラベルの折径が小さく低コストで、高いコストパフォーマンスを発揮するラベラーです。

山陽自動機の会社情報

所在地 岡山県岡山市北区大井459番地
電話番号 086-295-9000
定休日 公式ホームページに記載はありませんでした

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