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業務用ラベラーのインクリボンについて

インクリボンとは、熱転写用ラベルプリンターに用いるインクのことですが、「インクリボンって、どんなものなの?」「インクリボンの特徴や種類についても知りたい」と思っている方もいることでしょう。

ここでは、インクリボンとはどのようなものか詳しく説明していきます。この記事を読むと、インクリボンの種類やそれぞれの特徴などについてわかります。

手作業でのラベル貼りから自動ラベラーへの切り替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

インクリボンとは

インクリボンとは、ファクシミリやプリンターなどの印字に用いるインクを染み込ませた長いリボン状のフィルムのことを呼び、熱転写プリンターに用いられるインクのことでもあります。

熱転写ラベルプリンターには、熱転写用ラベル紙やインクリボンを用いるケーズが多く見られ、この2つは長期保存に適しているのです。

インクリボンの種類は3つあると言われており、それぞれ耐性や耐熱性など異なるなど特徴があります。

その他には、メディアと呼ばれる用紙素材との相性もあるため、インクリボンと用紙素材の選択を使い道に応じて適切に行う必要があります。

インクリボンの種類

インクリボンは、ワックス系とレジン系、セミレジン系の3つがありそれぞれに特徴があります。インクリボンと用紙素材は、使用する目的に応じて適したものを決めることが大切なので、特徴についてポイントを抑えておく必要があります。

ここでは、インクリボンの種類にはどのようなものがあるのか詳しく説明していきますので、チェックしてみましょう。

ワックス系

ワックス系は、バインダーの主な成分としてワックスを用いています。インクが溶けていく温度が比較的低いと言われており、高速かつ低エネルギーで印字転写性が高いという特徴があります。主に紙ラベルへの印字に使用されるケースが多く、感熱紙の印字に比べると、耐擦過性や耐熱性に優れている傾向にあると言われており、ワックスレジン系やレジン系よりも耐性は高くないとされています。

セミレジン系

セミレジン系はワックスレジン系と言われることがあり、バインダーに使用されている主な成分はワックスとレジンです。

インク層がいくつもあって、ワックスの印字転写性の良さと樹脂の持つ耐性を両立しているのが特徴の1つで、アート紙の印字に多く活用されているのだそうです。

その他には、紙ラベルや合成紙ラベルの印字に用いられることが多いと言われています。

運送しているときや保管中であっても、印字が他の箱と擦れたとしても、バーコードの読みとりエラーが起きにくいのも魅力です。

レジン系

レジン系は、バインダーの主な成分としてレジンを使用しています。ワックスレジン系やワックス系よりもインクが溶けていく温度が高い特性を備えており、フィルムラベルに活用されることが多いです。

優れた耐熱性や耐擦過性、耐薬品性などを持っており、長期間保存に適している点も特徴に挙げられます。

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