ラベル剥離機について
ラベル剥離機は、貼り付け用のラベルを台紙から自動で剥離させる機械です。ラベリングは手作業で行い、台紙からの剥離過程を自動化したいときに便利な機械です。ここでは、業務用ラベル剥離機の目的・メリット・製品の例について解説します。
業務用ラベル剥離機とは?
業務用ラベル剥離機の目的
業務用ラベル剥離機は、ラベリング作業を半自動化または全自動化するものです。貼り付けたいラベルの巻紙をセットすると一定の間隔でラベルが手元に送られ、すぐに剥がして(または剥がされた状態のシールを)貼り付けができます。
従来の手作業によるラベリングは台紙を手に取ってからシールを剥がさなければならず、剥がしたあとの台紙が散らかったり、剥がしたものと剥がしていないものとが混ざったりするおそれがありました。
業務用ラベル剥離機は、そのような手間やミスを防いで作業を効率化し、生産・製造・医療・事務などさまざまな現場に対応します。自動で台紙の巻き取りを行うものは手作業で片付けを行う必要がなく、シールを剥がす(または直接シールを手に取る)だけで簡単にラベリングが行なえます。
業務用ラベル剥離機のメリット
業務用ラベル剥離機はラベルの貼り付け作業を半分または完全に自動化し、作業の効率化に役立つ機械です。箱のような外観の機械で、持ち運びができるものから置型まで、作業環境にあわせて大きさやスペックが選べます。
貼り付け作業を行う場所に設置し、剥離させたいラベル一巻き分をセットします。剥離させる1枚分が繰り出されるため、さっと剥がせて作業を効率化。1枚ずつラベルを手で剥がす必要がなく、剥がしの際にもたついて時間がとられる心配がありません。
今まで複数名で行っていたラベリング作業を最小限の人数で行えるようになり、人件費の削減や効率アップに役立ちます。
ラベル剥離機の製品例
実際に使用されているラベル剥離機はコンパクト設計かつ巻取りユニットを搭載し、枚数管理や一括廃棄処理までが簡単にできるものが登場しています。大きさも多彩で、持ち運びができる軽量なタイプは出先での作業に役立ちます。
全自動ラベル剥離機は台紙から直接剥がした状態で、シールのみが繰り出されるタイプです。剥がしの手間がかからないため、より高速かつ大容量のラベリング作業に適しています。
一度に大量のラベルを剥離させられるように、100mm/秒のスピードで剥離ができるタイプも便利です。ラベル剥離機は実際に使用する現場やラベルに合う、使いやすいものを選びましょう。
このサイトでは、ラベラーと呼ばれるラベル貼付機・剥離機についてメーカーごとに紹介しています。業務や現場に最適な製品を探している方は、ぜひ参考にしてください。