ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!

ライナーレスラベラーについて

物流や食品製造などの分野で多く選択されているのが、ライナーレスラベラーです。ライナーレスラベラーとは何か、種類やメリット、デメリットなどについてまとめました。

ライナーレスラベラーとは?

ライナーレスラベルとは、剥離紙(ライナー)がなく、ラベルの表面に剥離処理が施されているセロハンテープ状のラベルのことをいいます。ロール状のもののほか積層タイプがあり、剥離紙がない分ゴミの量を抑えたり、廃棄の手間が少なくなったりするのが特徴です。

環境に配慮されたラベルといえるでしょう。ライナーレスラベラーは、表面に剥離処理、裏面に粘着剤が塗布されたライナーレスラベルを一枚ずつ切り出す形で貼り付けていきます。

ライナーレスラベラーの種類

ライナーレスラベラーの代表的な種類について解説します。

計量値付機

パックされた商品がベルトコンベアで流され、量り部分で計量されたものを基にしてラベルを発行し、自動で貼付する機械です。ライナーレスラベラーは、計量値付機でも活用されています。

ラベルプリンタ

ラベルに印刷する機械です。従来のラベルとは異なり、台紙のないライナーレスラベラーは、その分ラベルの巻き量が増えます。

ライナーレスラベラーのメリット

ライナーレスラベラーの代表的なメリットは以下の通りです。

剥離紙を剥がす手間が省ける

剥離紙を剥がす手間がかかりません。ラベルを剥離紙から剥がすのは、意外に手間がかかる作業です。1枚や2枚であればそれほど大きな手間ではありませんが、数十枚、数百枚となれば作業効率にも関わってきます。枚数が多いほど、大きな違いになるでしょう。

剥離紙がなければ下のラベルに張り付いてしまうのではと心配になる方もいるかもしれませんが、ラベルの表面部分には剥離剤がついており、ロールと一緒に巻かれています。そのため、ラベル同士がくっついてしまうような心配はありません。

廃棄物が少ない

従来のラベルにはあって当然ともいえるものだった剥離紙がないので、その分の廃棄物を減らせます。環境問題に取り組みたいと考えている企業にとっても注目したいラベルです。

剥離紙は、剥がす手間があることに加えて廃棄物になることから、無駄ともいえるものです。できるだけ無駄を省いた環境に優しいラベルを導入したい場合は、ライナーレスラベルを活用したライナーレスラベラーが向いているでしょう。

ライナーレスラベラーのデメリット

気になるデメリットについてですが、印字性能やラベリング機能などを含めてみても、特に大きなデメリットは存在しません。剥離紙を剥がす手間を抑え、なおかつ環境問題にも貢献できるメリットが大きいので、導入について検討してみてはいかがでしょうか。

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