ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!

導入事例からみる
自動ラベラー機
導入メリット

手作業で行っていたラベル貼り付けをラベラーに切り替えるメリットと、3つの具体的な実例を紹介します。

まずはラベラー(自動ラベル貼付機)を導入するメリットを具体的にみていきましょう。

1.人件費削減

ラベラーを使うことで、ラベルを手作業で貼る人件費を削減できます。

2.効率化

ラベラーは人間が手作業でラベルを貼るよりも貼り付け位置が正確で、作業スピードも速いです。

3.品質向上

ラベラーを導入すると「ラベルに気泡が入る」「皺が寄る」などの失敗がなくなり、製品の品質も上がります。

4.ソーシャルディスタンス

コンベア一体型の全自動ラベラーを導入すると、従業員が並んでラベルを貼っていた作業を、1人の作業員だけでできるようになるので、コロナウイルス感染を防止する「ソーシャルディスタンス」が実現できます。

事例から具体的な
導入メリットを分析

次に、ラベラーを導入した企業の変化について、実例をみていきましょう。

1.情報通信業界A社

課題と導入したシステム

A社では店頭で売れ残ったDVDを値引き販売する時に、シュリンク包装を手作業で一旦破り、値下げラベルをつけて、もう一度シュリンク包装をしなおしていたので、包装コストがかさんでいました。そこで、背表紙にラベルを貼るコの字型のラベラーを導入しました。

導入後の効果

1分で5枚だったラベル貼り付け数が、ラベラー導入後、1分で60枚になり生産効率は12倍に。シュリンク包装の上からラベルを貼る方式なので、人件費が削減できました。

2.ファミリーレストランB社

課題と導入したシステム

B社では、400種類以上の食材の賞味期限を店内で管理する時に、手作業で期日ラベルを貼っていたため、ヒューマンエラーが多く、店員もストレスがたまっていました。そこでクラウドでデータを管理し、タッチパネル操作ができるラベルプリンタを導入しました。

導入後の効果

手作業で1件あたり3~5分かかっていた消費・賞味期限の日付印字が、わずか数秒でできるように。店員も接客や調理など、本来の仕事に取り組めるようになり、品質も向上しました。

3.酒類メーカーC社

課題と導入した機械

キャンペーン用のラベルを大量に制作する際に、すでに稼働している貼り付け機を止めてラベルを作ることができず、2台目の貼り付け機の導入を決断。超高速型ラベラーを導入しました。

導入後の効果

導入前に1分600缶だった処理能力が1分2,500缶になり、処理能力は4倍に向上。キャンペーンのために作業員を増やさずにすみ、ソーシャルディスタンスも保つことができました。

4.化学メーカーD社

課題と導入した機械

劇薬が入った容器に手作業でラベルを貼っており、リスクの高さが心配されていました。また、ラベルを貼る容器は2種類のサイズが異なるものだったため、手作業ではなかなか効率が上がりませんでした。そこで、容器を3点で固定して指定の位置にラベルを自動貼りするタイプのラベラーを導入しました。

導入後の効果

ラベラーを導入したことによって危険な現場にとどまる時間が大幅に減少し、作業員の安全が確保されるようになりました。生産効率は導入前と比べて200%以上アップ。容器を回しながら貼ることによって、ラベルが歪んだり、気泡が入ったりすることが大きく減り、見た目もきれいに貼り付けられるようになりました。

5.文房具メーカーE社

課題と導入した機械

油性ペンのキャップの先に、丸いラベルを一つずつ手作業で貼り付けていました。ピンセットを使った細かい作業のため、長時間連続して貼り続けるのは非常に苦労したのだとか。そこで、油性ペンのキャップをセットし、自動的に±0.5mmの精度でラベルを貼ってくれる業務用ラベラーを導入しました。

導入後の効果

ラベラーを導入する前は1分間に8個しか貼ることができなかったのですが、導入後は1分間に60個貼れるようになり、作業効率が何倍にもアップしました。手作業で貼っていたときはラベルがキャップからはみ出してしまい、他の商品とくっついてしまうトラブルがあったのですが、ラベル位置決め装置を導入したことによって、必ず正しい位置に貼れるようになりました。

 6.スイーツメーカーF社

課題と導入した機械

あるスイーツメーカーでは、プリン容器の上面から側面にコの字型にラベルを貼ることを検討していました。課題としては、短時間で大量のラベルを貼ると同時に、製造日も印字する必要がありました。そこで、ラベリングヘッドの印字機で製造日を印字したラベルを、高速で搬送されくる容器にどんどん流し貼りできるラベラーを導入。特殊折り曲げ装置を使って、コの字に貼り付けられるようにしました。

導入後の効果

ラベラーを導入したことで、手作業で貼る場合と比較して20倍も生産性がアップ。特殊折り曲げ装置を搭載したことで、ラベルを折り曲げたときに失敗してシワになったり、斜めに貼ってしまうということがなくなり、品質を安定させることができました。

7.トイレタリーメーカーG社

課題と導入した機械

トイレタリーメーカーG社では、これまでは各拠点ごとに管理していたSCMラベルの印字レイアウトを、これから一括管理することを検討。コンテナに貼るラベルの位置もこれまではさまざまで、ラベルを貼り間違えるトラブルもありました。そこで、コンテナに書かれた番号に紐付けられたラベルデータを照合し、自動でSCMラベルを発行するシステムを導入。そしてそのラベルは、多軸ロボットを使ってコンテナの指定された位置に自動で貼り付けられるようにしました。

導入後の効果

ラベルの発行と貼り付けが自動化されたことによって、手作業で行っていたときのミスがなくなり、小売店へ商品を出荷する際のトラブルが軽減されました。また、これまではラベルを貼るためにわざわざコンテナを回転させていたのが、多軸ロボットの活躍によってその必要がなくなり、作業が効率化しました。

8.食品メーカーH社

課題と導入した機械

H社では、チャック付きの袋にラベルを貼ることになりました。袋を一枚ずつ繰り出し、その表面にラベルを貼るという作業を自動化したいと思ったものの、チャック付きの袋はチャック部分が分厚くなってしまうため複数枚重なってしまい、上手く繰り出せないと悩んでおりました。そこでロータリーフィダーを導入して、チャック付きの袋を一枚ずつ取り出すことができるようにしました。さらにラベラーを導入して、ベルトコンベアを流れる袋の決まった位置に自動でラベルを貼れるようにしました。

導入後の効果

ロータリーフィダーやラベラーを導入したことによって、1分間に60袋ものラベル貼りができるようになり、生産性が安定しました。また、決まった位置への正確なラベル貼りが可能となりました。

9.医療機器メーカーI社

課題と導入した機械

I社では、改ざん防止のために、注射針が入ったプラスチック容器の開封部にラベルを貼ることを検討していました。そこで、プラスチック容器を同じ向きに整列させることができるパーツフィーダーを導入。ラップアラウンドコンベアによって容器を回転させ、サーマルプリンタで作ったラベルを自動で貼り付けます。

導入後の効果

自動で1分間に200本のラベル貼りができるため、安定した生産性を保つことができます。また、正確な位置にラベルを貼ることで確実に開封の痕跡を残すことができるようになり、改ざん防止効果が高まりました。

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