業務用ラベラー機
導入の流れ
失敗しないラベラー導入のために、押さえておくべきポイントと、導入の流れを具体的に解説します。
1.問い合わせ・営業担当者
によるヒアリング
ヒアリングで決めることがいくつかあります。
- ラベルを貼り付ける対象物(ワーク)
- サイズや素材などのラベルの仕様
- 印字機能付きのラベラーか、貼り付け機能のみのラベラーか
- 1か月に何枚ぐらいラベルが必要になるか
- 単品種大ロットなのか、多品種小ロットなのか
- ストッカーや検知機能などの付属装置は必要か
- 安全装置や電気仕様などをどうするか
希望をしっかりと伝えることが大切です。導入前に製品のラベリングテストが可能なら、利用しましょう。
2.見積書・見積仕様書を
受け取る
見積書と見積仕様書は複数のメーカーから複数のパターンで取り、価格と仕様を徹底的にチェックしておくと予算以上にお金を払う必要がなくなります。
3.製作仕様書・全体機構図を
受け取る
製作仕様書と全体機構図は設置後のトラブルを防ぐために入念にチェックします。疑問があるなら質問するのが鉄則。製作仕様書と全体機構図に納得して製作を承認すると、メーカーはラベラー製作を開始します。
4.納入前立会い
製作工場にある納入前のラベラーを担当者が実際に動かして見せてくれます。ラベラーの動作を確認しておくことは重要です。
5.納入・設置・試運転・
取り扱い方法解説
ラベラーの納品日。担当者が立ち会ってラベラーを現場に設置します。担当者が調整してくれるので、実際に問題なく動くか念入りに確認します。動作確認の後、マニュアルや仕様書などの資料が渡されます。取り扱い方法の説明を受けている時に、わからないことがあれば徹底的に質問しましょう。
6.生産立会い
メーカーによっては、初めてラベルを製造する時に担当者が立ち会ってくれます。試運転と実際の稼働状況が異なることもあるので、不具合が出ていれば調整してもらいましょう。
7.アフターフォロー
納入後、しばらくして担当者がラベラーの稼働状況を確認するために訪問します。急なトラブルの場合はメールか電話で知らせると、担当者が修理に来ます。