ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!

感熱式の業務用ラベラーについて

「感熱式の業務用ラベラーってどんなもの?」「感熱式のメリットやデメリットについて知りたい」と思っている方もいることでしょう。

ここでは、感熱式の業務用ラベラーの特徴について詳しく説明していきます。この記事を読むと、感熱式ラベラーの特徴やメリット、デメリットについてわかります。

手作業でのラベル貼りから自動ラベラーへの切り替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

感熱式とは

感熱式とは、プリンターヘッドで感熱紙と呼ばれる専用紙を加熱して発色させる印字方式のことを言います。感熱式プリンターの場合、熱転写式よりも価格が安いものが多く、インクリボンも不要であるため、ラベルを貼付けしておく期間が短い場合は、感熱式プリンターを使用するのが望ましいです。

感熱紙

感熱紙とは、熱を感知して色が変化する紙のことを言います。ロール紙やレジロールなどとして市販されている一般的な感熱紙の印刷面には独特の光沢があり、この部分に熱によって化学反応を生じて変色する物質を塗布してあるのが特徴です。

プリンターの印字ヘッドに分類されているサーマルプリントヘッドを使って、この面に文字や形など合わせて熱します。そうすることで、それらを浮かび上がらせることが可能です。

熱するときの温度が高いほど濃くなり、低くなるほど淡くなると言われています。長期間使わずそのままにしておいた感熱紙は、黄ばんだり、印字がかすんでしまったりすることがあります。

感熱式のメリット

感熱式に分類されているモバイルプリンターは、手軽に利用できる機種が多いと言われています。その他には、感熱式はランニングコストが安かったりインクが不要で取り扱いが簡単だったりするのもメリットの1つでしょう。

そのため、ラベルを貼付けしておく期間が短いものの場合、熱転写式ではなく感熱式を採用すると価格が安くてインクリボンもいらないため、コストカットに繋がります。

感熱式のデメリット

感熱式は、紫外線や熱に弱かったり、薬品や擦れに強くなかったりする点がデメリットと言えます。その他には、変色しやすい特性を備えているため、長期間使用する用途には不向きな点もデメリットの1つに挙げられます。

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