ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!

グルーラベラーについて

ビンなどに装飾や成分表示のためのラベルを貼るときに使われるのがグルーラベラーです。安価なため、大量生産品への使用に向いています。グルーラベラーの特徴やメリットとデメリットをまとめました。

グルーラベラーとは

粘着剤が塗布されていないラベルを容器に貼り付ける機械のことをグルーラベラーと言います。特徴は、ラベルに糊を塗りながら容器本体と接着させる仕組みです。安価で生産スピードが速いため、大ロット商品に使われています。よく使われているのは、栄養ドリンク剤です。レベル一枚ごとに剥離紙がないため、ゴミが発生せず、環境にも配慮したラベリング方法と言えます。また、剝離紙がない分、多くのラベルを1巻に納められるため、ラベル交換頻度が少なく、生産効率に優れているというのも特徴です。

ホットメルトグルー

ホッとメルトは、紀元前から使用されていた歴史のある接着剤です。常温では固体ですが、加熱すると溶けて液状になる特徴があります。有機溶剤の使用や乾燥工程が不要で、環境に優しい接着剤です。紙や金属だけではなく、接着が難しい基材にも接着できることから、ペットボトルのラベルにも使用されます。また、ドットやスパイラル、ロールコートなど、様々なパターンで塗布が可能です。ベースポリマーがオレフィン系のものがPE、PPへの接着性に優れており、EVA系であれば粘着付与剤やワックスとの相溶性が良く、接着特性の設計度が高くなります。段ボールや包装、木工に使用されます。合成ゴム計は、接着層に弾性があることから、紙や不織布、フィルムへの接着に向いていて、衛生材料に多く使用。ポリアミド系やポリエステル系、反応型ポリウレタン系は、自動車や電気電子部品などに使われます。

コールドグルー

ホッとメルトとは逆に加熱せずにそのまま使用できる接着剤です。形状としてはエマルジョンタイプ。乾燥して安定するまで時間がかかります。製本などで使われていることが主です。

グルーラベラーのメリット

グルーラベルは、生産時に粘着剤を使いません。そのため、加工しやすく、粘着剤が劣化しないメリットがあります。ラベリングマシンを使えば、高速で自動貼りも可能。ビールや栄養ドリンクなど、ガラスびん製品への大量貼りに適しています。価格の安さも大ロット商品にとっては大きなメリットになるでしょう。

ラベルに剥離紙がなく、ゴミが出ません。また、容器から簡単にはがせる糊もあり、環境に優しいラベルです。

ラベルを貼り付けるときに糊を塗布しながら貼るため、糊の調整は必要ですが、剝離紙がなく、より多くのラベルを1巻に納められます。ラベル交換頻度が少なくなり、生産効率がアップ。ラベラー機械コストも安く済むのもメリットと言えるでしょう。

エンボスルックやホログラム転写、箔押し加工など、難易度の高い様々な装飾が可能です。

グルーラベラーのデメリット

グルーラベルは、糊水分の節目によるシワ・浮きが発生します。水漬け・冷蔵庫保管される商品の場合、感熱ラベルとの差が明確に確認できるでしょう。初期接着力が弱く、紙質形状によってははね返りが起こりやすいのもデメリットのひとつです。剝がれやすさはグルーラベルの特徴と言えます。糊を塗布して貼り付けるため、糊がラベルからはみ出し、ボトルやラベルを汚してしまうこともあるでしょう。これらのデメリットは、手作業だと余計に目立ちやすいため、こうしたデメリットを抑えられるグルーラベラーを選んでください。

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