ロボットラベラーについて
ラベル貼りの効率を高めるために活用できるのが、ロボットラベラーです。ロボットラベラーとはどういった製品なのか、具体的な製品例やメリット、デメリットについて解説します。
ロボットラベラーとは?
ロボットラベラー導入により、効率の良いラベル貼りに繋がります。どのようなマシンなのかから解説します。
ロボットを利用した高性能なラベル貼りができる
ロボットラベラーとは、高性能のロボットを活用した自動ラベル貼り付マシンです。ロボットに搭載されたカメラなどから得た情報でラベルを貼るべき位置を瞬時に見極め、貼り付けていく仕組みです。
期待できる効果
ロボットが作業をすることによって、人の手で行うよりも大幅に作業スピードがアップします。ラベルが曲がってしまったといった心配も少ないです。
ロボットラベラーの製品例
ロボットラベラーにはどのようなマシンがあるのでしょうか。例を紹介します。
フロチルラベラー®
サトーのラベル自動貼付機器です。コンベアガイドが効かないような商品に対してもロボットを使い、自動でラベルの貼り付けができます。 貼り付け速度は非常に速く、1分最大60枚です。ラベルを貼りたい商品をコンベアに乗せるだけなので、機械の操作に関する詳しい知識がない方でも利用できます。
参考元:サトー https://www.sato.co.jp/products/labelmachine/frozenchilled/
ロボットラベラー
株式会社トッパンインフォメディアのラベラーです。5台のカメラを使い、正確に認識し、読み取った情報に基づいた多品種のラベルを発行します。NG品の自動排出機能も搭載されており、一連の作業の中で文字欠けや貼り位置不良、印字不良といったものを判断して排出できるのが特徴です。
参考元:株式会社トッパンインフォメディア https://www.toppan-im.co.jp/products/1072.html
ロボットラベラーのメリット
ロボットラベラーを導入することにより、以下のようなメリットがあります。
多面貼りができる
多面貼りに対応しているロボットラベラーであれば、商品の上面だけではなく、側面などにも自由にラベルを貼れます。ロボットのアームが動き、自動的に多面貼りに対応してくれます。
自動で正確なラベル貼り付ができる
自動で正確なラベル貼りができます。高速な作業と自動化による人件費削減効果、効率の良さは大きなメリットです。
ロボットラベラーのデメリット
ロボットラベラーには以下のようなデメリットがあります。
コストがかかる
非常に便利な機械ではありますが、高性能ということもあり価格が高めです。導入コストだけではなく、ランニングコストについても考えていかなければなりません。
メンテナンスが必要
定期的に専門業者によるメンテナンスを受けることになります。多くのパーツで構成されているため、メンテナンスが複雑なケースがあります。