ネックPOPラベラーについて
ボトル製品を売り出すとき、課題となるのは視認性の向上です。周りの類似商品に埋もれないために目立たせる方法を考えたとき、選択肢のひとつがネックPOPでしょう。しかし、手作業では手間とコストがかかりすぎます。そんな課題を解決できるネックPOPラベラーについてまとめました。
ネックPOPラベラーとは
ネックPOPとは、ボトル製品のネック部分に掛けられているPR用のペーパーのことです。コンビニやスーパー、ドラッグストアなどに陳列されている多くの商品にネックPOPがかけられています。他の商品との差別化を図り、消費者に選んでもらうために有効とされている販売戦略のひとつです。このネックPOP、使用する際に外すのが面倒に感じるほど、しっかりハマっています。手作業で掛けるとなれば、膨大な労力が必要。そこで利用されているのがネックPOPラベラーという機械です。
ネックポップラベラー製品例
首から下げるタイプの他に表示部分が立ち上がる形状や首を覆う形状、箱形、片面のみや両面訴求など、POPの形状も様々なものがあります。POPのタイプに合わせて、ネックPOPラベラーを選びましょう。
例えば、TLN‐1000は、首掛けタイプのネックPOPラベラーです。1日8時間稼働の計算で、100万枚のネックPOPをペットボトルに掛ける場合、最短2日間で作業が完了する生産性を誇ります。ネックPOPを10,000枚セット可能。作業員のラベル供給回数が少なくて済み、生産性向上につながります。
ネックPOPラベラーのメリット
ネックPOPラベラーを導入すると、手掛け作業と比べて大幅に効率化が図れます。外箱に入れた後で開梱してラベルを掛けるという無駄な作業が発生せず、通常の生産工程のライン内で作業が完了。例えば、作業員20人で手作業すると20日かかるような作業が、ネックPOPラベラーを使用すれば2日で作業完了するなど、圧倒的な効率化が実現します。
また、ネックPOPが上手く掛からなかった製品は、センサーが自動的に検知してラインから外してくれるため、不良品の流通も予防可能。手作業による不安定な品質と比較して、安定した品質で出荷ができます。
500ml、1.5L、2Lのペットボトルやガラス瓶、ボトル缶など、様々な形状のボトルに対応。POPの形状も様々なタイプにあわせた機械があります。手作業だと慣れるまで時間を要する可能性がありますが、機械なら導入と同時に高い効率でスタートできるのもメリットでしょう。
ネックPOPラベラー導入で解決できた課題
手間とコストを削減し視認性アップに成功
ペットボトル飲料の新製品を店頭で目立たせる方法を検討していた飲料メーカー。大量生産品のためネックPOPをつけるにしても時間とコストが膨大になってしまうことが課題となっていました。生産ラインにラベラーをセットしたことで、工程がシンプルに。手間とコストを削減しながら店舗での視認性がアップしました。